Insight Edge グループ内マーケティングの取り組み

はじめまして!Insight Edge デザイナーの水上(ミズカミ)です。
2023年5月にジョインさせていただき、Insight Edgeが発信する様々なデザインを担当しております。
だんだん暖かくなってきて外を歩きたくなってしまい、どんどんテックブログ執筆が進まなくなってしまっています。(今日はちょっと我慢してPCに向き合っております😇)
今回は、昨年度からInsight Edgeとしての情報発信に力を入れている背景や、私がどんなアプローチでデザインを行なってきたかをご紹介いたします。

1.グループ内マーケティングの意義

住友商事にはグループ内だけでも約900社の企業を抱え、業界・事業フェーズも多岐にわたっていることもあり、Insight Edgeはこれまで多様なニーズに対応する技術専門集団としてプロジェクトに携わってきました。
また、住友商事のデジタル戦略推進部(DXセンター)やグループ会社の中でも圧倒的な社会的認知のあるシステム開発からあらゆるデジタル関連のサービスを提供している「SCSK」という強い協業パートナーの存在もあります。

まだまだポテンシャルのある案件が生まれる可能性と、”ChatGPT”という数多くの人々のワークスタイルに変化を与えるようなトレンドが来たことが、大きな機会を与えてくれました。 今までデータサイエンティストの分析やデジタル化による省力化・高度化がどんな影響を与えてくれるのか曖昧だった人たちにも、Insight Edgeが提供する価値への期待と組織の持つ知見を必要とする人達から多くの反応がありました。

Insight Edgeの行動指針である「みんなでやる」をもっと拡大解釈して「(住友商事)みんなでやる」の意気込みで、テクノロジーの専門集団として情報発信とコミュニケーションを図り、認知拡大、興味・関心のベクトルをInsight Edgeという組織に集める施策を仕掛けていきました。

2.実際に取り組んだこと

まず取り組んだのは、マーケティング施策でのデザイン制作に向けたトンマナのチューニングです。
これまで、住友商事のグループ会社といえど、「Insight Edge」というエッジの立った個性を発揮しており、ブランドカラーは黒と白のみを使用していました。

ただ、マーケティングではある程度「注目を集める」ことや「親和性を感じる」ことも重要と考えたため、今まで使用してきたブランドカラーに住友商事の「浅葱色」を意識しながらデジタルのデバイスで鮮明に見えるようにチューニングしたグリーンをプライマリーカラーに追加しました。

また、Insight Edgeが向き合う部門数(2023年6月時点)に合わせたアクセントとして活用できるカラーパレットを揃えて、扱えるデザインの幅を広げていき、制作をスムーズに複数人で進められる準備を整えました。

ホワイトペーパー

過去経験してきたテクノロジー活用のケーススタディと技術者の目線でより活用の機会が広がるようなヒントをご紹介するお役立ち資料を制作しています。
Insight Edgeが取り扱う専門分野の知見をご紹介することで、現状のビジネスをよりテクノロジーの力で改善したいと思う方々とつながることができました。

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今年もこの活動を続けていく予定ですので、ぜひ次編もお楽しみにお待ちください🙏

メールマガジン

住友商事グループの方々に向けた社内で進行しているプロジェクトや、エンジニア・データサイエンティストがキャッチしているナレッジのご紹介をしています。
また、弊社の研修制度で国内外のイベントに参加したメンバーによるレポーティングも行っています。 バックナンバーをいくつかご紹介します。

リアルイベント

住友商事グループが活用できるコワーキングスペースを貸し切りリアルイベントを2023年2月下旬に開催しました。過去事例のモックアップを実際に触っていただいたり、弊社主要メンバーのトークセッションも催し、多種多様な事業と向き合われている方々にInsight Edgeの技術者が直接お話させていただくことで、一歩踏み込んだ技術活用の可能性を感じていただきました。
今までホワイトペーパーやメルマガを通して一方的な関係性の方々ともリアルイベントを通して直接コミュニケーションを取ることができました。


社内向けイベントということでイベント内での制作物や様子はなかなか見せられないのですが、約200名の方々にご参加いただきました。

足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。

おまけ:採用サイト

マーケティグとは別軸にはなりますが、Insight Edgeの採用サイトもリニューアルを行いデザインを刷新しています。社名に違わぬエッジのたった異能が集まる組織かつ、ブログや勉強会も通して学び合い共有し合うミクスチャー文化、組織が一枚岩となっているような様を表現できるようにモチーフやビジュアルを作成しデザインしました。

3.半年(と少し)を振り返って

まだ1年経っていませんが、住友商事グループ内の方々にInsight Edgeのことを認知していただくきっかけとなるデザインを首尾一貫で見させていただけるのはなかなか自分にとってもない経験でした。
特にEdgeのたった専門家たちのこれまでの活躍を、イベント等を通してより多くの方々に知っていただける機会を広げられたのも達成感がありました。

4.課題とチームの出会いをデザインする

今までのプロジェクトをまとめながらデザインで落とし込む過程で、難しいと感じたのはシステムやサービス開発は世に出しても無形の資産であるということです。商品の物的な価値が明確でない分、それを受け取り、価値を感じるかどうかはお客様次第になることの方が多いです。

私たちのこれまで開発してきたソリューションやシステムに価値を感じていただける課題を持つ人々にお届けできるようにこれからも試行錯誤しないといけないと感じています。
また、市場的にも日進月歩新しい技術が生まれている分野でもあるとともに、チームのサイズも大きくなっているため、今ならまた違ったアプローチで解決できる課題も多くなっているかもしれません。
まずは、課題とチームのマッチングを生み出すために、これからもマーケティング活動は続けていきたいと考えています。

5.これからはお店づくり

マーケティングを進める中で、今までのInsight Edgeの住友商事内の技術専門家集団という肩書きは総花的で、受け取り手にどんな存在なのか言語化するのを委ねるようなブランドになっているような気がしております。 主力となる商品やサービスの形が無くても、「うちにはこんな売り物がありまして…」「お客様にはこちらのソリューションがピッタリですね!」と言えるような、価値の定義が明確でぶれないモノも陳列し、お客様を迎えられるような存在を目指していきたいと考えている今日この頃です。

また今年度もイベントの出展やホワイトペーパーの更新も予定しているので、もし興味がある情報がありましたら、いつでもお問い合わせ下さい。
これからも社内外含めてブランドの発信に力を入れていきたいと思っています。