【イベントレポート】エンジニア向けのLTイベント“ししとうLT #1 ”を実施しました!

はじめに

こんにちは!Insight Edgeの人事担当、合田です。

4/9(火)の夜に第1回「ししとうLT会」をオフラインで開催したので、今回はそのイベントレポートを書かせていただきます。

ししとうLTとは?

「ししとう」は見た目とは裏腹に、一口食べると意外な辛さがあることがあります。

ししとうのような「意外性や挑戦」をテーマに、新しい発見や刺激を提供できるコミュニティになればと思い、この名前をつけました。

IVRy、アスエネ、Insight Edge、HRBrain、フラーの5社に所属するエンジニアたちが、それぞれの得意分野や興味のあるテーマについて発表する場で、主催企業(会場運営)を輪番で担当することに決まったのが2023年12月。平素業務の合間を縫いながら、少しずつ準備を進めてきました!

記念すべき第一回の主催企業は当社Insight Edge!ということで早速レポートに入ります。

当日の全体司会はIVRyの堀田(@yuri_ivry)さん!(ありがとうございました)

当日のタイムテーブルはこの通り

アウトプットと採用と育成 Insight Edge 猪子 (@iN0Ti)

1人目の登壇者は当社CTO猪子さん。

“忙しい時ほどアウトプットを大事に!”というテーマでした。

転職潜在層へのアプローチ、選考中の候補者へのアトラクトに加え、在籍エンジニアの育成観点でのアウトプットの場として立ち上げたテックブログの運用が1年半を超え、今まで投稿した記事数は延べ70本にも! 「継続的な投稿すごい!どうやって運用したんですか?」と来場者からの質問もいただきました。

Insight Edgeのテックブログの運用は、編集チームを立ち上げて、輪番制で指定している寄稿者に業務負荷がかかりすぎないよう、テーマ出しや校正のアドバイス、スケジュールリマインドなどを編集チームがしっかりサポートしています。

また選考面接官を務める猪子さん自身、採用候補者のテックブログに対する関心の高さを肌で感じているとのことでした。

※ちなみにこのししとうLTも、「エンジニア達のアウトプットの場を作りたい」という気持ちで立ち上げたとの想いを語っていただきました。

チームが進化し続けるための改善プロセス アスエネ 石坂 (@ishisak)

2人目の登壇者は次世代サステナブル経営支援で5期目を迎えるアスエネのVPoE石坂さん! 

最近ではシンガポールやアメリカにも進出されているアスエネの”組織進化に向けたプロセス“についての発表です。

石坂さんが考える「強いチームに必要なこと=強い文化」、という定義から始まり、「強い文化が暗黙的に浸透している状態」を実現するために行った施策を教えていただきました。

まずは週次ふりかえりをKPTで実践、ふりかえりで解決しきれない課題に関しては、ワーキンググループを立ち上げ、有志で集まったメンバーが解決まで推進してくれるそうです。 課題解決のために試した施策をまた振り返り、失敗だったなと感じればロールバックして前のバージョンに戻す。

つまり、効果的な改善フローはGitHub Flowに帰着する!という結論には会場内のエンジニア達も「ふむふむ」と聞き入っていました。

「物事を決める時に強いリーダーは必要?」という会場内からの質問に対しては「ルールを決めるための強いリーダーは不要で、ルールを決めた後に物事が浸透するまで言い続ける、体現し続けるリーダーは必要だと思う」との回答。

クライアントワークのエンジニアリング  フラー 韮澤 (@nirazo)

3人目の登壇者は、「全ての企業のデジタルパートナー」を目指すフラーの統括マネージャーの韮澤さん。

多岐にわたる事業領域の会社へのデジタル支援を行う上で大事にしている2つのことを発表していただきました。

1つは“開発しているプロダクトを自分ごと化”すること。実際にプロダクトを体験する、その体験をプロダクトに落とし込み、実際にその機能の有用性を確認する・・・徹底してパートナー企業に伴走する姿勢が素晴らしいです。

もう1つは攻守のバランスをとること。 様々な事業会社の支援を行うため、扱う事業領域が多岐に渡る。必然的にドメイン知識の理解や技術調査に多くの時間を使うことが多くなってしまうそう。 そんな中で、技術面のスイッチングコストはなるべく下げ(守)、SwiftUIなどメリットの大きい技術を見定めて導入するコストは掛ける(攻)、とのこと。

新潟県出身の韮澤さん。新潟に本社を構えるフラーが開発を行った長岡花火公式アプリを、実際に花火大会会場でユーザーが使っている様子を見たときは心から感動したというエピソードが印象的でした。

強みを伸ばすキャリアデザイン HRBrain 山口 (@yug1224)

4人目の登壇者は、「人と企業の持続的成長を支える」、を企業理念として8つのプロダクトを開発しているHRBrainのエンジニアリングマネージャー山口さん。

フロントエンドエンジニアからスタートした山口さん、様々なチーム規模や組織で開発を行う中で、節目節目でクリフトンストレングス(旧:ストレングス・ファインダー)を活用してご自身の動き方を考えていたそうです。

ストレングスファインダーの結果は、時が経つと若干変わってくる所もありつつ、山口さんがずっと変わらなかった要素は「最上思考、戦略性」だったそうです。

「振り返ってみて、フロントエンド×マネジメントという希少性の高いキャリアを築くことができたことを自負している」と語る姿、流石“戦略家”! 

最近はピープルマネジメントにもストレングスファインダーを活用し、部下に対して納得感のあるフィードバックや評価を落とせるようにしているとのことでした!

山口さんのLTを聞いて、 クリフトンストレングス(旧:ストレングス・ファインダー)の書籍購入のリクエストが早速Insight Edge内で上がっていました!

雑談のすすめ IVRy 近藤 (@K0703K)

最後は、あらゆる電話業務の自動化、効率化で多くの導入実績のあるIVRyのVPoE近藤さん。

忙しい日々を送る中で、どうしても生産性やスピード重視になってしまう中、IVRyが積極的に取り入れている雑談の効果についての発表でした。

IVRyではスケジュールに強制的に雑談の時間を設定してしまったり、オフィスに導入したコーヒーマシーンで豆を挽く音が聞こえたら雑談タイム、というルールを作ったり、思いついた時にキャッチボールが出来るようにと、メンバーの方がグローブとボールをオフィスに持ち込まれたそうです。

オフィスに行かなくとも働けるからこそ、自主的にオフィスに行きたくなる仕掛けは見習いたいもの。

ちなみに、直近では何かあった時に叩く用でドラを導入したとのこと(笑)。

雑談関連で盛り上がったという近藤さんの話すエピソードの数々こそ、IVRyの掲げる We make “Work is Fun”from nowを体現しているようなLTでした。

懇談会

各社のLTが終わったら、最後は飲食を交えながらの懇親会です。

今回のLTは、参加企業5社以外の方でも自由にご参加いただけるようにしました。

実際に外部から参加した方に、なぜ参加しようと思ったのか聞いてみたところ「フリーランスエンジニアで、本当は人と話すのが好きだけれど、中々そういう場がないので参加しました」という声や 「最近昇格して部下を持つようになったばかり。今回のLT登壇者はマネジメント経験者が多かったので、先輩として色々聞いてみたかった」との声を聞きました!

最後に

ししとうLTは今後も継続的に開催する予定で、次回以降は登壇者も一般公募します。

アウトプットの場として活用してみたい、というエンジニアの方、ぜひご応募ください! (#2のLT枠は既に埋まってしまいましたが、ぜひ#3以降のご応募お待ちしています!)

4410.connpass.com

ご登壇いただいた方のご厚意で、資料共有をいただいております。振り返り等にご活用ください! ▼connpass資料共有スペース 4410.connpass.com ※共有いただいた皆様ありがとうございます!

レポートは以上です。

(おまけ)Insight Edgeでは一緒に働くエンジニアも積極募集中です! 少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご連絡ください。 recruit.insightedge.jp