[この記事は、Insight Edge Advent Calendar 2025 21日目の記事です。]
Insight Edge HR担当の合田(ごうだ)です。
過去の記事では、CTOの猪子とともに行ってきた新卒採用立ち上げから受け入れ準備までの裏側を紹介してきましたが、今回はその続編。
実際に入社を控えた新卒社員との「内定者懇談会」を、ボードゲームを使って開催した話をお届けします。
<過去記事のご紹介>
■ 内定者懇談会を企画する
2025年4月、Insight Edgeには初めてとなる新卒社員が2名入社しました\(^ ^)/
その約10か月前、内定を承諾してもらったタイミングで、採用チームは歓喜に包まれていました。
……が、私はふと不安になります。
「入社まで10か月、何もしなくていいんだっけ?」
売り手市場の昨今。複数内定が当たり前で、内定辞退のリスクも高い。 このまま放置するのはまずい——そう感じて“入社までの10か月間でできること”を調べ始めました。
候補に挙がったのは「内定式」と「内定者懇談会」。
↓こんな効果があるようです。
企業への帰属意識
一体感の醸成
内定辞退の防止
社会人になる自覚の醸成
どれも大事。ただ、内定者は2名だけ。 形式的な式典をやるより、“一緒に何かを体験する”方がきっと印象に残るはず。
そこで立ち返ったのが、Insight EdgeのValue「みんなでやる」。 そうだ、社員を巻き込んで、全員で楽しめる場にしよう!
■ コンテンツを考える
とはいえ、ただ集まって雑談では芸がない。
「自己紹介だけではなくて、協力や対話が自然に生まれるもの…」
そう考えていたときに頭をよぎったのが、以前ご紹介した“ボドゲ部”の活動。
そして採用活動中に某企業の採用イベントで耳にした「ボードゲーム就活で、学生と社員が自然に会話できて盛り上がる」という話も思い出しました。
よし、懇談会でボードゲームをやってみよう! 早速、Chat GPTでおすすめを調べた上で、実際にボードゲームショップに足を運び店員さんに相談しながらInsight Edgeの内定者懇談会に相応しいと思って購入したのがこの3つ。
バリューズゲーム
答えを合わせましょうゲーム
JUST ONE
ちなみに前提は「エンジニア職種メンバーの懇親会で、競争よりはチームビルディング向き。7-8名まで参加できると良い。」という条件です。


ここからは、実際の懇談会でどんなやり取りが生まれたのか、そして何が見えたのかを紹介していきます。 (※それぞれのゲームは別日に別メンバーで実施しています!)
■ バリューズゲーム
ゲームの概要:お互いの価値観を開示していくことで、相互理解に繋げ、自然と会話を生み出すゲーム


今回の遊び方は、山札から価値観カードをめくりながら、「自分にとって本当に大事にしたい5つ」だけを手元に残す というもの。
シンプルなのですが、やってみると不思議と笑いが起きます。
というのも、より大事にしたい価値観を残すために “あえて捨てる価値観” を宣言しなければならず、そのセリフがジワジワと面白いのです。
「ここで“愛”を捨てます」
「“責任感”は優先できない」
「“挑戦心”を捨てたら社会人としてどうなんだろう…?」
「“刺激”なんて要らない。平穏が一番なんで。」
普段の会話では絶対に出てこない言葉を、真面目な顔で口にするというギャップ。これだけで場がゆるみ、自然と笑いが起きていきます。
さらに、普段よく知っている社員同士だと「◯◯さんがそれ捨てるの、分かる気がする!」 「最後の5枚、まさに◯◯さんらしいね」といった“イメージの一致・不一致”が話題になり、お互いの価値観がふわっと可視化されていくのが面白いところ。
そして新卒メンバーについては、学生のうちにこのゲームを体験しておく意味が強くある と感じました。
社会人として半年以上経った今、当時と価値観が変わった部分があるのか…近いうちに「答え合わせ」をしてみたら面白いのでは、と思っています!
またこれは後日談ですが、せっかくのバリューズゲームなら、Insight Edgeの「Value(やりぬく、やってみる、みんなでやる)」も絡めてもう少しゲームを深められたら良かったかも?と思ったので次回以降の改善点にしたいと思います!
(ちなみにこのバリューズカード、相互理解にとても良いということで、この懇談会の後の別日に行われた全社イベントでは全従業員で行いました。その時の様子。)
■ 答えを合わせましょうゲーム
ゲームの概要:カードに書かれたお題について、なるべくみんなの答えを合わせるゲーム。


このゲームはお題に対して全員が同時に回答し、なるべくみんなの答えを合わせる という、とてもシンプルなルール。
ですが、今回特に盛り上がった理由があります。それは、社員側に外国籍メンバーが2名いたこと。
例えば「おにぎりの具といえば?」という日本らしいお題では、外国籍メンバーが“日本人ならこう答えるはず”と考えて、毎回ちょっと忖度した回答を出してくれるのが可笑しくて、ほっこりする瞬間がありました。 一方で「ペットの犬につける名前といえば?」では、忖度を完全に放棄し(というか、単純にわからなかった模様)、自国での定番の名前を回答。「これ揃うはずない!!」と。
また、答えを揃えるために、回答前にこっそり雰囲気を探り合う“微妙な会話”が生まれるのもこのゲームならでは。その心理戦も含めて、とてもアイスブレイク効果が高いと感じました。
さらに今回は、“あえて答えを外す犯人”が混ざる人狼風ルールでもプレイ。
「お正月のテレビ番組といえば?」のお題で、みんな「紅白」と答える中、犯人役だけが「駅伝」と答え、その場で大半の人に怪しいと疑われていたり、自然と笑いが出てくるゲームでした。
■ JUST ONE
ゲームの概要:出題された“お題の言葉”につながるヒントの言葉を、出題者以外の全員が 1つだけ書く、という、非常にシンプルなルールです。ただし、ヒント同士が“かぶる”と消されてしまうため、「他の人とは被らない、でも出題者には伝わる言葉」を探すという、絶妙に脳をくすぐる要素があります。
先ほどの『答えを合わせましょうゲーム』が“みんなで揃える”協力だったのに対して、今度の『JUST ONE』は “みんなでずらす”協力。
このバランスがなかなか難しく、そして面白さの源でした。


1つ発想の違いが面白すぎたエピソードをご紹介。 たとえばこちらは「浜辺」という答えを導き出すためのヒント一覧。
「女優」
「バーベキュー」
「デート」
この「女優」というヒントにざわつき、「なぜ女優!?」とツッコミが入る一幕がありました。

書いた本人に後から理由を聞くと、「浜辺美波を連想しました」 とのこと。
なるほど、そう来たか!人の連想の仕方って本当に十人十色だなと、思わず感心してしまいました。
その他印象に残ったのが、“直筆でヒントを書く”という行為が、意外と新鮮だったこと。
Insight Edgeでは業務で紙を使うことがほぼないため、「この人こんな字だったんだ…!」という発見があるのも地味に面白いポイントでした。
ボードに書く動作があることで、ただ座って会話するだけでは生まれない“ちょっとした動き”や“メンバーの個性”まで見えてくるのが良いところです。
■ まとめ・次回への意気込み
Insight Edgeは、従業員が現在75名(2025年12月時点)。
新卒採用を募集はしていても、どうしても毎年1-2名程度の採用となります。同期が数十人いるような規模感の企業ではないですが、その分入社前から社員とフラットに関係を築いていける楽しさがあると思います。
2026年度以降もすでに新卒内定者をお迎えする予定があり、通年で行っている学生インターンの受け入れも徐々に活発になってきています。
これからも色々と試行錯誤したり、社員を巻き込んで行うInsight Edgeらしい「みんなでやる」内定者懇談会を企画・実施していきたいと思います!