- 1. AIスタートアップから Insight Edgeへ
- 2. AIスタートアップでのAIビジネスの関わり方
- 3. Insight Edgeで働いて感じた面白さ
- 4. AIビジネスへの関わり方の違い
- 5. まとめ
1. AIスタートアップから Insight Edgeへ
こんにちは。Insight Edgeでセールスコンサルタントをしている飯野です。
入社してちょうど1年が経ったタイミングで、これまでの働き方を振り返ってみたいと思います。
AIスタートアップから、住友商事のデジタルCoE組織である Insight Edgeに転職して、最も大きく変わったのは「AIビジネスへの関わり方」でした。
私はこれまで、AIスタートアップで営業/コンサルタントとして、主に予測・最適化といった技術を軸にしたソリューションの提案に携わってきました。
特定の技術領域に強みを持ち、それをもとに顧客の課題解決を行う、いわゆる“技術ドリブン”なビジネスに関わってきた形です。
一方で、前職ではAIや業務最適化の提案・プロジェクト推進を通じて成果を出してきた中で、より顧客の事業や組織の変化にまで踏み込んだ形で価値を出していきたいという思いも強くなっていきました。
そのため、特定の技術を前提とした提案にとどまらず、技術の進化も取り入れながら、より広い視点でコンサルティングの幅を広げていきたいと考えるようになりました。
実際に働いてみると、AIビジネスへの関わり方そのものが大きく変わったと感じています。
本記事では、AIスタートアップとの比較も交えながら、Insight Edgeで働く中で感じている「面白さ」について整理してみます。
2. AIスタートアップでのAIビジネスの関わり方
AIスタートアップでの仕事は、特定の技術領域を中心に価値提供を行うものでした。
- 予測モデルの構築
- 最適化アルゴリズムの適用
- 特定ユースケースへのソリューション提供
といった形で、技術そのものが価値の中心にあり、
「どの技術で課題を解くか」が重要な意思決定になります。
このような環境では、
- 技術の強さがそのまま競争力になる
- 提供価値が比較的明確である
- 特定領域での専門性が深まる
といった面白さがありました。
また、もともと私は、業界知識と技術知見の両方を使いながら、顧客の業務や課題を深く理解して提案することに面白さを感じていました。
だからこそ、特定のソリューションを届けるだけでなく、より広い文脈で顧客課題に向き合える環境に魅力を感じるようになったのだと思います。
一方で、関われる領域や課題の幅という観点では、どうしても一定の制約があることも事実でした。
3. Insight Edgeで働いて感じた面白さ
Insight Edgeに来て最も感じているのは、
AIビジネスへの関わり方がより広く、かつ動的であるという点です。
ここでは、特に印象的だったポイントをいくつか挙げます。
3.1 住商内製組織ならではのスピード感と知見獲得のサイクル
Insight Edgeは住友商事グループの内製組織として、グループ内の事業会社と近い距離でプロジェクトを進めることが多い環境です。
この関係性により、
- 信頼関係を前提に議論が進む
- 課題の解像度が高く、必要に応じて現場の状況もフランクに確認しやすい
- 意思決定から実行までのスピードが速い
といった特徴があります。
こうした環境では、案件の立ち上がりから実行までのサイクルが比較的短く、
結果として
短いサイクルで経験と知見を積み重ねていける
という実感があります。
例えば、グループ内案件では契約に至るまでのリードタイムが短く、現場担当者や意思決定者へのアクセスも比較的取りやすいため、提案から実行までをスピーディに進めることができます。
その結果、仮説を持って提案し、フィードバックを踏まえてすぐに改善するというサイクルを高速で回すことができ、実践を通じて知見を高速に蓄積していける環境になっていると感じています。
セールスコンサルタントとしても、単なる提案にとどまらず、実際の価値創出まで関われるため、学習の密度が高い点に面白さを感じています。
3.2 多様なドメインに触れることで広がる視野
Insight Edgeでは、住友商事が関わる多様な事業領域に接点があります。
例えば、
- エネルギー
- 物流
- 製造
- 小売
といった領域ごとに、課題の構造や業務プロセスは大きく異なります。
スタートアップ時代は、特定領域にフォーカスすることで専門性を深めていましたが、
Insight Edgeでは
業界横断で「AIがどのように使われるか」を考える機会
が増えます。
これは単に知識が増えるというだけでなく、異なる業界の課題を横断的に捉える視点や、応用の引き出しの多さにつながっていると感じています。
また、ある業界で得た視点や課題の捉え方を、別の業界に応用して考えられることも、この環境ならではの面白さだと感じています。
3.3 技術トレンドの変化とAIビジネスのダイナミズム
近年の大きな変化として、生成AIの登場があります。
Insight Edgeでは、新しい技術に対して前向きに取り組む文化があり、生成AIも実際の案件の中で積極的に活用されています。
その結果、
- 提供するソリューションの形が変わる
- 顧客への提案内容が変わる
- 価値の出し方自体が変わる
といった変化が起きています。
スタートアップ時代はコア技術がある程度固定されていたのに対し、
Insight Edgeでは
技術の進化に応じて提供価値が変わり続ける
という特徴があります。
個人としても、この環境にいることで、常に新しい技術に触れながら仕事ができる点に面白さを感じています。
さらに、こうした変化の中で、生成AIの普及によりプログラムやアルゴリズムといった技術そのものによる差別化は相対的に難しくなってきているとも感じています。
その一方で、さまざまなアセットを組み合わせて新たな価値を生み出していく重要性が高まっており、そのような動き方が求められる環境である点にも面白さを感じています。
3.4 コンサル×技術×デザインによる価値提供の広がり
Insight Edgeでは、コンサルティング・技術・デザインといった複数のケイパビリティを組み合わせて、顧客に価値提供を行います。
そのため、
- 事業構想の整理
- 業務プロセスの設計
- AI・システムの実装
- 現場への定着
- デジタル組織の立ち上げや内製化支援
まで、一貫して関わるケースも少なくありません。
単にソリューションを導入するだけでなく、
継続的に価値を生み出せる体制そのものを作るという点も特徴的だと感じています。
このような環境では、セールスコンサルタントとしても
「何を売るか」ではなく「何を実現するか」から考える
ことが求められます。
また、単に技術を提案するのではなく、その提案が顧客の事業や業務にどう位置づくのか、どのような価値や変化につながるのかまで含めて構想できることにも面白さを感じています。
結果として、
- 提案できる領域が広がる
- 関われるフェーズが増える
- 顧客への価値提供の解像度が上がる
といった変化があり、仕事としての面白さの幅が広いと感じています。
3.5 デジタル組織連携による今後の可能性
今後の展開として、Insight Edgeはこれまでも住友商事グループ内の各デジタル組織と連携しながら価値提供を行ってきましたが、近年の体制変化(例:SCSKの完全子会社化など)もあり、その連携がさらに強化・拡大しつつあると感じています。
異なる強みを持つ組織との連携により、例えば
- これまで以上に上流から実装・運用まで一貫した支援が可能になること
- 技術・データ・事業アセットを組み合わせたソリューションの高度化
が期待されます。
また、こうした連携を前提として、住友商事グループとしてのシナジーを活かしながら、グループ内で培った知見やアセットをもとに、グループ外の企業に対してもワンチームで価値提供していくような動きが今後さらに広がっていくと感じています。
こうした変化の中で、個人の視点でも、
これまでに得た知見をもとに、より広いフィールドで価値発揮していく機会
が増えていく可能性があり、今後の広がりにも面白さを感じています。
4. AIビジネスへの関わり方の違い
ここまでの内容を踏まえると、
AIスタートアップとInsight Edgeでは、AIビジネスへの関わり方に違いがあります。
スタートアップでは、特定技術を軸に価値を最大化する面白さがありました。
一方でInsight Edgeでは、
- 技術
- ビジネス(現場の業務や意思決定を含む)
を横断しながら、
AIを「どのように使うか」を考える面白さ
があると感じています。
どちらにも異なる魅力がありますが、現在はより広い視点でAIに関われる点に、仕事としての面白さややりがいを感じています。
5. まとめ
Insight Edgeで働く中で感じている面白さは、
- 多様なドメインに触れられること
- 技術の進化がそのまま仕事に反映されること
- 現場に近い距離で価値創出に関われること
- 提案できる領域の広さ
といった点にあります。
AIの活用が広がる中で、
「どの技術を使うか」だけでなく、
「どのように使うか」を考える重要性は今後さらに高まっていくと思います。
その中で、さまざまな領域にまたがりながらAIビジネスに関われる環境は、個人としても非常に刺激的であり、面白いと感じています。
もしInsight Edgeでの働き方に興味を持っていただけた方は、ぜひ以下の採用ページもご覧ください。